これを見ている人は、「メルカリせどりで稼ぎたい!」「本当にメルカリでせどりをして稼げるの?」という方が大半なのではないでしょうか。
実際のところ、メルカリでせどりをしている人はいますし、稼いでいるとお聞きした方もいるでしょう。それを聞いて自分もやってみようとネットで色々検索してみて、知識を増やそうと思うはずです。
ではそんな方々のために、メルカリはせどりに向いているのか、向いていないのか、向いているとしたらどうやって稼ぐのか、メルカリはどのようにして活用していくのがよいのか、それぞれ情報をまとめてみました。
Amazon、ヤフオク、メルカリの比較
まずはメルカリだけでなく、Amazon、ヤフオクのそれぞれの特徴などを見て比較してみます。
Amazon
Amazonを利用するためには、まずは会員登録をしなくてはいけません。その登録には月額料がかかり、成約時にも手数料がかかります。それプラス発送料、梱包資材料も含めた費用が毎月かかる固定費となります。
自分の出品した商品が成約したら発送します。セラーセントラルというところから納品書を印刷して、それを同封し、梱包して発送しなくてはいけません。セラーセントラル内でやりとりなどもできます。月額費が必ずかかりますので初心者には少し扱い辛い印象。
ヤフオク
ヤフオクは、必須ではありませんが月額料金がかかる会員に登録できます。会員でないと使えないオプションがあり、また、会員になると落札された時の手数料が安くなります。ですが会員でなくても出品は可能。
注文成約後、梱包は自ら行い発送もしなくてはいけません。送料を安くしたいという方には、ヤフオクでは送料を購入者自身で負担してもらうことは少なくありません。しかしその場合成約率はかなり下がりますので注意してください。発送後はヤフオクの取引ナビというものがあり、クリックするだけで取引終了まで行えます。比較的固定費もかからず、簡単に利用することができます。
メルカリ
メルカリは無料アプリですので月額の料金はありません。かかる費用は梱包資材費、送料、販売手数料です。発送後、メルカリの中のメッセージ上でやりとりが可能。メルカリは手軽に簡単に出品できるをモットーとしているので初心者も参入しやすい印象です。
比較
以上を比較すると、今すぐに始めることができて固定費も少なく出来るのはメルカリです。メルカリはアプリから簡単に登録でき、初心者でも扱いやすいのが人気の一つです。しかしそれが裏目になり、販売に関して未経験な人との金銭トラブルが多くあるのも事実です。
メルカリとは
特徴
ここでメルカリの特徴を紹介します。メルカリはアプリをダウンロードしてすぐに登録することができ、取引方法も簡単なことからユーザー数は5000万人いると言われています。
ユーザーの多くは30代までの女性で、若い人がよく利用している傾向があります。そのためか、全体的に価格は低めに設定されていることが多いです。比較的なんでも売ることができますので便利ですが、商品の状態が悪くトラブルになることもあるようです。
取引初心者が多いため検品をする際、傷の見落としや検品不十分なこともあり、いちいち検品するのがめんどうな人がササッとしてしまうことが原因の一つだと思われます。
発送までの手順
検品
まずは出品したい商品の状態を見ます。どのくらい傷があるか、壊れていないかを確認します。出品する際にメルカリでは物の状態を選択するところがあるので、この確認は必須です。それを見て購入者は納得した上で買うので、そこに偽りがあるとトラブルの原因になります。
出品
次に状態を確認したらアプリ上の出品ボタンを押して出品していきます。そこで商品の値段、配送料の負担、配送方法、説明などを記入。
ここで大事になってくるのが商品の写真です。どれだけいい商品でも撮り方次第で購入意欲を下げてしまう可能性があります。
買取
商品を出品したらあとは購入してもらうことを願うだけです。数日経っても売れない時は設定価格や説明文を見直して再出品してみましょう。購入側が買取を予約したらメッセージで商品についてやりとりして、よければ成約しましょう。
支払い
商品が売れたら購入者側から連絡が来ることが多いです。「購入させていただきました。よろしくお願いします。」といった内容が届きます。その中で支払い予定などを購入者から聞き、支払いが終わり次第、発送するようにしましょう。
梱包、発送
メッセージでやりとりした後は梱包の作業です。本や小さい物であればレターパックがおすすめです。どんな商品でも傷や濡れ防止のためにビニールで包み、ダンボールに入れましょう。衝撃を防ぐため、間にクッションのような物も入れると高評価に繋がります。
状態確認 発送を終えたら購入者に連絡を必ず入れましょう。メルカリ内の商品の取引画面から「発送を通知する」というボタンがあるので、そこから購入者へ通知を送ることができます。
途中でどうしたらいいかわからなくなった場合は、トップ画面の右上にチェックボタンがあるのでそこから確認することができます。
評価
これが最後の工程です。購入者に商品が届くと三段階で評価をしてくれます。今回の取引に関して、出品者の対応や商品の良し悪しを購入者側の判断で評価をします。同じく出品者側からも、三段階で購入者の評価をしましょう。
メルカリで稼ぐ方法
プロフィールを書く
購入者からすると出品者がどんな人か気になるものです。プロフィールを雑に書いていると「この人から買うのはやめておこう」という気になります。購入者に不安を持たせないためにもプロフィールはしっかり書くことが重要なポイントです。
簡単な自己紹介やどういった商品をよく出品しているのかなどを書くと、他の商品も見てみようと思ってくれる人がいるかもしれません。また、たくさん出品されてる方の多くは、トラブルを避けるために注意事項を書いておきましょう。
値段の付け方
商品の値段の付け方は、自分がその値段で売りたいと思い設定する人、定価の半額以下で設定する人、様々ですが多くの方は同じような商品をメルカリで探して、大体同じような値段で売るのがセオリー。
そこで注意しないといけないのが送料です。送料を考えずに価格を設定してしまうと、売り上げがマイナス、もしくは何十円しか残らなかった…なんてことが起こる可能性がありますので、しっかり逆算してどれだけ利益があるのか計算してから設定しましょう。
商品を魅力的に見せる
購入者が商品を一番最初に見るところは値段と写真です。商品の写真を撮影する際には細心の注意を払いましょう。とは言っても特別な技術は必要ないです。
ちゃんとピントを合わせて撮影できているか、背景に余計な物は写り込んでいないか、暗すぎず明るすぎず綺麗に商品の特徴が写っているかなど、素人でも今すぐ出来るようなことばかりです。撮影のコツとしては、スマホで撮影する場合、スクエアでの撮影が理想的です。長方形だと投稿した際、余白ができてしまいます。
コメントを返す
商品が購入されたら購入者からコメントがきます。「購入しました。よろしくお願いします」などといったコメントがきたら確実に返すようにしましょう。
コメントを返すのにはポイントがあります。丁寧な文章と返信スピードです。丁寧な返事は相手に対して失礼のないようにするのが当たり前なのですが、返信のスピードは相手に対して信頼を得ることができます。
信頼を得ることができたら継続して購入してくれるかもしれません。また、商品の発送や梱包、対応について購入者からの評価が残るので気を配るようにしましょう。
再出品
商品がどうしても売れない時は、値段、説明文を見直して再出品してみましょう。売れない原因は様々ですが、値段を安くすることで案外すぐ売れたりする場合もあります。
その商品を見た人がいいねを押している場合、再出品することでそのいいねが全て消えてしまいます。せっかくたくさんいいねを貰えたのに…と思うかもしれないですが、本当に欲しい人にはすぐ買ってもらえると思うので、思い切って再出品してみてもいいかと思います。
メルカリで仕入れてAmazonで出品
せどりをする人がよくおすすめする方法が、メルカリで仕入れてAmazonで出品する方法です。理由としては、相場よりかなり低い価格で出品されることがあるからです。メルカリは簡単に登録できてすぐ出品することができるので、その物の商品の相場を知らない素人さんが多く、思わぬ掘り出し物に出会える可能性があります。
一方でAmazonでは業者の方も多くいて、素人さんは少ない傾向があります。なので相場通りの価格設定で出品されていることが多いです。なのでAmazonで商品を仕入れるよりもメルカリで仕入れる方が効率よく行えます。
また、メルカリでは価格交渉をする人が多く、出品者も交渉されることがわかっているのであえて高く設定されている方もいます。交渉次第ではもっと安く仕入れられるかもしれないので、そこもメルカリのメリットとも言えます。
まとめ
メルカリは敷居が低く、すぐにせどりをしてみたいという人にとって扱いやすいツールです。プロフィールをしっかり書き、相場をちゃんと把握した上で、商品を魅力的に見せるために説明文、価格設定を工夫して記入しましょう。
出品して数日売れない場合は再出品し、内容を確認して見直すことが大事です。購入されたらコメントや発送は丁寧に素早く行いましょう。今後の評価に繋がるので雑に対応するのは厳禁です。まずは簡単に始められるメルカリからせどりに挑戦してみましょう!